椅子の張り替え事例 公開日:2021/09/20
バネ吊りされた椅子の張り替えです。
剥がした状態です。
へっしゃん布が破れ、バネ吊り紐が縦2本のみで吊られてあった為に
バネが外れ飛び出している椅子もありました。
張り替えさせて頂く上で、全て新たにバネ吊りをさせて頂きました。
バネが中で動く事の無い様に縦・横・斜めときっちりと麻紐にてバネ吊りをさせて頂きました。
全ての椅子の高さが同じになる様に調整をさせて頂きました。
そして、へっしゃん布を被せてぐらつく事の無い様に
バネとへっしゃん布もセル糸にて結び固定させて頂きまた。
ウレタンはバランスも考え、高級高反発ウレタンを加工、貼り付けをさせて頂きました。
こちらのバネの盛り上がりと座り心地弾力につきましては、お客様とご相談させて頂きました。
張り生地・前角仕上げのブレ-ド色も、時間をかけて楽しみながら選べました、とお聞きしました。
上品な細かい模様生地とグレ-色のブレ-ドをお選び頂き、上品に新品同様に生まれ変わりました。
お客様は、張り替え途中経過等(中身の仕組み等)も興味深々にお聞き頂いたりと
「楽しんでいます」とおっしゃってました。
出来上がりでは、バネの吊り具合と、ウレタンの少しの硬さの違いにもお気付きで、
「これくらい少しはしっかりした方がいいんですね。」と、座り心地をお喜び頂きました。
ダイニングチェア-の座面を2脚ずつ2パターンで張り替えさせて頂きました。
約80年前のイギリスで製造された組み型コイルバネ使用の一人掛け馬蹄チェア-の座面張り替え
「総本皮革張り 絞りボタン仕上げ高級ウィングチェア-&絞りボタン仕上げオットマン 張り替え」